季刊誌東京荒野
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もし今の世の中が捻れてしまっているのなら、その原因は多分人生の先輩が先輩らしくないことにあると思う。34歳になります。札束の向きが揃ってないことぐらいで俯くなよ平成。


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僕がたまに話に書く竹雄とはつまり父のことで、僕はこの竹雄を、つまり父を尊敬している。まるで自家用車のごとく4t車を乗り回す父は、63歳になった今もなお衰える姿を僕に見せず、僕よりも逞しい腕を持ち、また、高い背をそのままに作業着を着て仕事に向かう。だが痩せの大食いがいないように、あるいはリツイートだけで読者が増えるわけがないように、63にもなって僕よりもさらに逞しい、なんてわけは本当はなく、ズキズキと足が痛むと言うので病院に連れていってみれば「実は5年前から腰が痛かった」と医者に漏らしていたらしい。物を書く人にとって重要なのは目の前の相手の微細な機微で、自分がいつどこでどのようなうんこをするかなどといったことではない。簡単に言えば節穴。平成の男は自分の臭いが気になって、寒がる彼女にマフラーを貸せない。


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東京荒野第11号に寛さんが書いてくださった話だけれど、一説には人間が生まれる時、最初にできる臓器は肛門である、というのがあるらしい。寛さんの話はそこから、まず入力がある。のではなく、まず出力があるのだ、となるが、確かに出力は大切で、というかほとんど出力先がないばっかりに現代は青ざめていると言えると思う。俗的に例えればうんこ。東京メトロってなんであんなに端に行かなきゃ便所ないの?一体電車に乗ってる人口に対して何個の便所用意してるの?という話であり、打って変わって皇居の中にはそれはそれは沢山の便所があるそうな。ああ、皇居。さすがに人のことがわかっている。さすが自分のためにではなく人のために存在してくださっている。と思い、帰宅中です。木蓮。

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先日、無事東京荒野第12号を発行することができ、土・日・月にかけて行けるところには納品に行きましたが、今回は第12号掲載者のもりくんが納品に同行してくれたので、道中がとても有意義で、なるほど二つの心臓を持つとはこういうことでもあるか、などと思いました。

そのもりくんは今度の3月18日、錦糸町シルクロードカフェにて「横殴りの成長痛」という蛇口さん作のひとり舞台に出ます。映像は飯田華子さん、音楽をペヨー太さん、スタッフにかほりさんと、東京荒野でもよくお願いしている面々による舞台になっていますので、お時間ある方は是非遊びに行ってみてください。僕も昼の回に行こうと思っています。

横殴りの成長痛→

さて、第12号ということは今回の号で丸3年になりました。
掲載者のみなさん、販売店のみなさん、本を買ってくれたみなさん、いつもありがとうございます。

圧倒的私誌となれるよう、今後も励んでいきます。
これからもよろしくお願いします。

・カバーイラスト/井上Y



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仕事を終え、最短で帰宅。米を炊くのが面倒なので豆腐で済ませ、調子にのってヤクルトを飲む。最近やっと気づいた。仕事なんかしてたら一瞬で年をとってしまう。右を見ても左を見てもはっとりあつし。はっとりさんと夜な夜な妖怪話などをして眠る日々。かけがえがないと思います。昨日は羊の肉を食わせてもらった。勝手気ままに生きてきたら、33年間食べなかった羊。かけがえがないと思います。


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